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こちらは2022/12/15〜2023/2/14にかけて行われた講座のアーカイブ販売になります。以下は当時の説明文をそのまま掲載してあります。ご購入いただくと全5回のアーカイブ視聴ができるURLのダウンロードが可能になります。
アーカイブのご視聴は2023年3月31日までとなります。
期間中は何度でもご視聴いただけます。
【QUANTA 特別講座】日本の源(ルーツ)に触れる旅
~私たちはどこから来て、どこへ向かっていくのか〜
私たちはこう考えています。正しい知識を得ることは過去を知ることであり、過去は現在を浮かび上がらせるための指針となると。過去を知ることが現在を生きる私たちとは何かを知ることなのだとすれば、それはそのまま未来を占うための重要な教えにもなりそうです。
知識は個人としてのものだけではありません。村や集落という単位で受け継がれてきたものもあるでしょうし、日本もしくはこの島に生きる民族としての集合意識にも似たものもあり得るでしょう。ならばこそ、この時代に自分たちのルーツを学ぶことの意味は非常に大きなものになるのではないでしょうか。「日本の源(ルーツ)に触れる旅 ~私たちはどこから来て、どこへ向かっていくのか〜」と題して、私たちの精神性や霊性を巡る講座を開催します。
講師には、組織開発ファシリテーターとして活動する中で、日本人のアイデンティティを知るために神道学の修士を取得し、神道及び祭祀儀礼の構造を研究されている、渋谷聡子さんをお招きします。
本講座はセミナー形式ですが、ホストとの対話を通じてより深い理解を目指していきます。ホスト役はホニャララLIVEの二人、yujiさんと井出武尊さんが登壇します。
この講座の開催は、毎週土曜日に配信しているトークセッション番組「ホニャララLIVE」への渋谷聡子さんのゲスト出演がきっかけになっています。配信終了後から多くの方から本講座の開催を希望されるご要望をいただきました。よろしければあらかじめご覧いただくと、講座の趣旨をイメージしやすいかもしれません。
ホニャララLIVE 119 【可能性を引き出す「対話」と神話の世界とは?】渋谷聡子
https://www.youtube.com/live/NthEKvwDncE?feature=share
本講座は全5回の連続講座です。
※アーカイブは2023年3月末日まで公開予定です。
第1回/2022/12/15(木) 9時30分〜12時30分
《日本文化の根底に宿る「カミ」》
・日本人は何を感じ、何を信じてきたのか
・神話が語りかけるもの
第2回 2023/1/10(火) 9時30分〜12時30分
《「持続可能な共同体」への願い》
・式年遷宮と即位儀礼
・「祭り」の構造
・持続可能な共同体のための祭祀と儀礼
・近代化によって断たれた「道」
第3回 2023/1/26(木) 9時30分〜12時30分
《日本人の集合意識はどのように形成されていったか》
・神道と仏教、そして「 」
・政治と権力に利用されてきた宗教(神祇行政史)
第4回 2023/2/2(木) 9時30分〜12時30分
《日本は、なぜ天皇の名の下に戦争へと向かっていったのか》
・天皇(国家神道)と戦争
・現代の私たちにロックされていること
第5回 2023/2/14(火) 9時30分〜12時30分
《私たちはどこからきて、どこへ向かっていくのか》
・神社の意味
・宇宙の成り立ちと神話
・神武天皇における大和「東征」が意味すること
【プロフィール】
講師:渋谷聡子
個人と組織の可能性を引き出す対話と共創造」をテーマに、本質的な対話の実践による組織開発ファシリテーター
青森県出身。株式会社ベネッセコーポレーションにて進研ゼミ全国添削指導員(赤ペン先生)の育成マネージャー等を経て、エグゼクティブコーチとして独立。2009年、国学院大学大学院神道学科にて、神話や社会形成の原理による持続可能な共同体のあり方と「学習する組織」等における組織開発の潮流研究にて修士号を修了。同時に、神職養成課程において神職階位「明階」を取得。研究を適用し、企業や学校、医療現場、市町村合併に伴う対立の統合などを支援する組織変革ファシリテーションを行う。2014年、教育現場の支援に特化した合同会社ファミリーコンパスを立ち上げ。教員同士の対話を主体とした組織風土改革、「主体的・対話的な学び」の実践、カリキュラムマネジメント、働き方改革等を自走していける組織づくりを支援している。日本女子経営大学院講師。清泉女子大学非常勤講師。
https://www.familycompass.jp
https://www.sensei-no-gakkou.com/article/sp0035/
対話者:yuji
星読み係、旅するヒーラー
香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラーとしての宿命に抗えず拠点を東京に移し、ヒーラーとして活動する決心をする。現在は各媒体でのウェブ配信、連載、講演など、幅広い分野で活躍中。著書に『風の時代の未来予測』『「風の時代」に自分を最適化する方法 200年ぶりに変わる世界の星を読む』(共に講談社)、『星2.0』(光文社)、『yujiの星読み語り』『神さまと顧問契約を結ぶ方法』『神さま手帖』(すべてワニブックス刊)など。
対話者:井出武尊
2004年東京藝術大学先端芸術表現科卒業。子どもと遊びの企業にて多数のプロジェクトに携わり、15年以上にわたって子どもと遊具や遊び場のデザイン、プログラム開発などに携わる。幼少期における表現活動の重要性を感じており、遊びのプログラムの開発、ノウハウの提供、情報発信などに幅広く従事。2020年〜2022年までVERY web「子ども遊び研究所」連載を担当。 現在はyujiさんとの「ホニャララLIVE」や「nesto」にて毎週ホストを務める。子ども、あそび、マイノリティ、精神、表現、コミュニティ、信仰などに長年興味がある。
【講座にあたり】
開催にあたり渋谷さんから寄せられた講座案内を下記に記します。
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私たちのルーツである「日本」という国について、私たちは何をどこまで知っているでしょうか。そして、未来を生きる子どもたちに何を語り、伝え、渡していきたいですか。
日本人の多くがあたりまえのように持っている常識や社会性は、世界から見るとかなり独特な個性を放っています。そして、日々の生活や子育て、教育、生き方そのものにおいても、日本全体の「あたりまえ」や常識に揺さぶられ、同調圧力を感じたり、みんなと同じことに安心したり、さまざまな感情が湧き上がってきます。
自ら意志を持って選択したわけではなかったとしても「日本」という国に生まれ育ち、無自覚のうちに根底に宿っていた日本人の集合無意識は、どこからやってきて、どのように構築されていったのでしょうか。
組織開発ファシリテーターとして活動し始めた17年前。
共同体が持続可能であるためのシステムとして、世界最長の王室である皇室、神道及び祭祀儀礼の構造を学ぶべく國學院大学大学院に入り、神道学の修士を取得しました。
しかし、研究すればするほど文献だけではその本質が掴みきれない。現代もなお実際に行われているならば、自分の目で見て肌で感じたい!という想いから、神職の資格も取得。実習として神宮(伊勢神宮)、石清水八幡宮、下鴨神社などでのご奉仕を通して、私たちの知らないところで脈々と継承されてきた叡智に触れ、一宗教を超えて「文化」として受け継がれてきた神道から多くのことを学びました。
同時に、古代から現代まで、神道や仏教、その他の思想が政治や経済と密接に関わり、現代日本人のアイデンティティ形成へとつながっていることがわかり、何度も言葉を失うような衝撃を受けました。
126代目となる新天皇のもと、令和という新しい元号を迎えた日本。世界でも圧倒的に最長の王室が、今もなお現存し、子どもたちが生きる未来へとバトンが引き継がれました。それは、一体どういう意味を持っているのか。
私たちの身近に「あたりまえ」に存在している日本文化の根底に流れ、脈々と継承されているものは何か。これからの未来に生きる私たちや子どもたちは、その想いを受け取り、何を選択し、どう生きていくのか。
個の時代と言われるようになり、「自分はどうしたいのか」「何者として生きたいのか」という問いを探究する方も増えてきた中、自分はどうありたいかの前に、自分のルーツである「日本」について理解を深め、自己を知り、自覚的に選択して「生きる」ことに想いを馳せる場。
ぜひ、一緒に探究していきましょう!